EdgeRouter ER-X この価格帯の製品の中では抜群の高性能および高機能なルータです。製品を使って色々テストしましたので紹介します。
Table of Contents
EdgeRouter ER-X とは
アメリアのネットワーク機器ベンダーのUbiquiti Networksの製品の一つです。このルータの魅了は価格が1万円と低価格で、1万円とは思えないほど高機能および高速(NATやIPsecのoffload機能有)のため、この価格帯では一番お勧めしたいコストパフォーマンスに優れたルータです。
ただし設定はGUIも用意されていますが、高機能な設定を利用するにはCLIで設定する必要があり、また最新の設定に至っては公式のユーザガイドにすら記載がない項目などがありネットワークの知識が必要となり。
ER-X製品仕様
インターフェイス | Gigabit RJ45 5ポート(LAN,WANなど区分なし) |
スループット(1518byte) | 1Gbps |
スループット(64byte) | 260kbps |
サイズ | 110 x 75 x 22 mm |
電源 | 12V 0.5A アダプター or 24V Passive PoE |
CPU | Dual-Core 880MHz , MIPS1004Kc |
稼働可能温度 | -10℃ 〜 45℃ |
ファン | ファンレス ( 無音 ) |
この手の低価格帯の製品でメーカーからショートパケットのスループットが記載があるのは珍しいです。実際にパフォーマンスが仕様通りでるのか後日テストしたいと思います。
ER-X のOSについて
ER-Xには EdgeOS が搭載されています。EdgeOSの源流をたどると元はオープンソースのソフトウェア Vyatta (色々ありVyattaは現在はVyOSとしてリリース) をベースに開発されましたそのため、VyattaやVyOSを利用した人はほぼ同じオペレーションで操作することが可能です。
またVyattaの設定がJuniperのJUNOSによく似ているのでそれらの機器を利用したいた人は受け入れやすいかと思います。